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建設奉行は製品名が示す通り、建設業向けの利便性を高めた財務会計システム。勘定奉行などで知られるOBCが手掛けています。工事現場別に原価管理を行うための機能が搭載されているのが大きな特色。またOBCの「給与奉行」と連動させることで、総合的な労務費管理を実現すると訴求されています。
建設奉行には経営事項審査のシミュレーション機能を搭載しており、公共工事への入札検討に役立つとアピール。工事の種類別に、完成工事高や経営状況を自動集計することができ、評点をシミュレーションすることができるとのことです。
建材などの仕入れ先や工事作業の外注先などへの支払管理を行う場合は、管理資料を工種別、業種別、発注別といった具合に制作することが可能。またOBCの「OFFICE BANK」と連動させれば、オンラインを利用して金融機関へ振り込むこともできると訴求されています。
建設奉行を手掛けるOBCでは、同社のシステムを導入する企業向けに、導入指導サービスを実施。導入先企業へ訪問しての指導はもとより、昨今のコロナ禍の状況を考慮したオンライン指導にも対応しているとのこと。
もちろん依頼者の業態に応じて最適化だれた内容で行い、また指導内容はPDFにまとめて提供。後日見直したり、別の担当者への指導などにも活用できるとしています。
前述しました通り、建設奉行は建設業向けに開発された会計システムになります。大きな特色は、建設業特有の経理業務をしっかりとサポートできるよう最適化されていること。例えば、工事の件名、工事の種別、外注業者や仕入れ先業者といった項目を任意で設定し簡単に入力できるよう工夫。
元帳・試算表などの財務視点の帳票、工事別の原価管理帳票や会計レポートといった各種の書類も、ボタン一つで自動作成が可能となっています。その他にも、予算管理機能、部門実績配賦、決算処理などの多彩な機能が備わっているとのことです。
繰り返し述べています通り、また製品名からも明らかですが、建設奉行は建設業界向けに利便性を向上させたシステムであり、工事現場別に原価管理を行うことができるというのが大きな強み。またOBCが手掛ける各種のシステムと連携させることで、より利便性を高めることができるのも、大きな強みとなっています。
※上記価格は、自社環境(オンプレミス)で運用の場合。クラウド環境で運用する場合の価格は要問合せ。
建設業
残業を抑制するには生産性向上が必要不可欠。現場向けに奉行シリーズと連携できる工事原価管理システムを合わせて導入したことで、総務部門のみならず工事部門でも仕事のやり方が変わりつつあります。将来的には各部門における事務作業を簡素化し、生産性を上げることで、残業が少なく、休日を取得でき、高い利益も出せる企業にしたい。
社名 | 株式会社オービックビジネスコンサルタント |
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住所 | 東京都新宿区西新宿六丁目8番1号住友不動産新宿オークタワー 32F |
URL | https://www.obc.co.jp/ |
建設業・工事業向けの方に向けて、初めてでも導入しやすい原価管理システム紹介します。 下記では、今主流となってきているクラウド版システムの中から、初めての方でも導入しやすいようにWeb上で試せる無料サポートがあり、建設業・工事業で使用されている事例や口コミがあるシステムをピックアップしました(2020年11月現在)。
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